Seven Summits
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南極大陸最高峰ビンソン(4,892m)公募登山隊12月26日(水)~1月14日(月) 20日間 公募隊+現地までのツアー 合計 ¥5,478,000.「公募登山隊+現地ツアー参加費用に含まれるもの」東京~プンタアレナス間往復航空券、プンタアレナスのホテル(日程表に明記された2泊分)、プンタアレナス空港~ホテル間の移動費用、プンタアレナス~ユニオングレイシャ間往復チャーター機代金、ユニオングレイシャ~BC間のセスナ機代金、現地キャンプ費用(食事も含む)、現地移動費用、日本人リーダー費用、現地ガイド費用、共同装備費用、南極入域許可書類作成費用*同行スタッフ 公募登山隊参加者が6名の場合 日本人リーダーx1 現地(欧米人)ガイドx1名南極半島の付け根エルズワースランド、センチネル山脈の盟主で、南極点から西に1200kmの氷床上に位置します。南極クルーズの映像で見られるペンギンなどがいる海岸部とは違い、ビンソンのある大陸中部は、雪、氷、岩だけの世界。気温が低く菌類も含め、生物が存在しません。地球上ではここでしか体験できない独特の世界です。登山は白夜の期間中なので夜がありません。日が出るとテントの中は半そでで過ごせる気温になりますが、山の陰に太陽が入ると一気にマイナス20℃以下になるので、気温との戦いの登山です。南極で唯一の民間基地ユニオングレーシャーをベースに登山活動を行ないます。登山シーズン適期は、現地の夏に当たる11月~1月下旬です。それ以外は基地が開設されないので登山できません。天候は比較的安定していますが、全般的に風が強く、強風時は飛行機が飛ぶことができず、フライト待ちが多くなります。ルートと概要南米大陸最南端、マゼラン海峡に面した、チリのプンタアレナスからチャーター機を使い、南緯約80度にあるユニオングレイシャー基地へ。氷の上にある滑走路への着陸は圧巻です。大きなダイニングテント、トイレなども完備され快適な、このキャンプをベースに、天候をチェックしながら雪上セスナ機でビンソンBCへ。BCからは斜度のあまりない氷河の雪原をソリで荷上げをしながらC1キャンプに移動します。C1からC2へは約30度の斜面に張られたFIXを使い移動します。通常は荷上げも含め2回登ります。C2から山頂までは斜度のない氷河上の雪原を登り、山頂直下の簡単な岩場をトラバースすると南極大陸の最高峰の山頂へ。登山レベルC1~C2に約30度の雪稜登攀が有ります。FIXロープをユマールを使いながら登るので、登山技術としては、難しい箇所はありませんが、南極の規定で氷河セルフレスキューの技術とソリの操作技術が必須になるので、事前の講習会にご参加ください。体力的には、BC-C1間で40kg程度のソリを引くことと、C1-C2間で20kg程度の荷物を背負いながら、標高差約1000mを登るので、しっかりとした体力が必要です。また、マイナス40℃近くまで気温が下がることもありますので超低温下での自己マネージメントも必要となります。キャンプ地標高ビンソンBC : 2,100mC 1 : 2,750m (BCとの標高差 約650m)C 2 : 3,750m (C1との標高差 約1000m)山 頂 : 4,892m (C2との標高差 約1150m)1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月○×××××××××△○2018/19年のスケジュール (予定)技術度4+氷河 体力度4+荷上公募登山隊シリーズ-13-

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